仕事をしていて同じ職場の人に
ずる賢い人
っていますよね?
周りで見ているとなんであの人が評価されているのかということがある思います。
この記事では、ずる賢い人は結局得しているのか?というテーマについて掘り下げていきます。
ずる賢い人の特徴
〇力を入れるところは入れて抜くところは抜く
〇要領が良い
〇人に取り入るのがうまい
〇自分がやらなくていいことは人にやらせる
力を入れるところは入れて抜く時は抜く
ずる賢い人は力を入れるところは入れて、抜くところは抜いています。
上司が見ている前だからちゃんとやっておかないとなというところ、と
特に今はうるさい人もいないしサボっても問題ないなというところ
の見極めが非常にうまいんですね。
しかしながら、上司は見ていなくても周りの人はサボっている姿も見ています。
上司が見ていないところでもサボらない人のことをずる賢いと感じる人はいません。
サボっている姿と上司の前だけではやっている姿を知っているからこそ周りからはずる賢いなと思われてしまうんですね。
要領が良い
ずる賢い人は要領が良いという特徴もあります。
仕事に支障をきたして自分の評価が下げることを嫌うので、要領よく仕事はこなします。
が、
自分が評価を受ける仕事に関しては敏感で要領が良いですが、誰でも出来るような評価を受けづらい仕事に関してはやってくれません。
しかし、誰かがやらなくてはならない仕事なので周りの同僚にそのツケが回ってくるんですね。
人に取り入るのがうまい
人に取り入ることがうまいタイプのずる賢さもあります。
この人に気に入られておけばメリットが大きいという相手に対しては、
笑顔を絶やさず、相手が喜ぶ話をし、うまいこと話を引き出して気持ち良くさせ、言われたことにはいち早く取り組み、早めに結果を報告する
こういうところに労力は惜しまず、その人に取り入ってしまうのがうまかったりします。
そりゃすごいことじゃん!
と思うかもしれませんが、それはあくまで自分に取ってメリットがあると感じる人の前だけの話です。
同期や後輩や部下など、自分と同等かそれより下だと評価している相手に対しては、態度が一変。
ものすごい嫌われる態度を取ってきたり、笑顔なんて見せてくれないような態度になってしまうことがあります。
「ほんとに同じ人物か!?」と思ってしまうくらいに豹変する人も中にはいます。
そんな姿を見せられたら、ずる賢いなと感じてしまうのは当然ですよね。
自分がやらなくていいことは人にやらせる
わざわざ自分が手を煩わせなくても良いようなこと、自分ではなく他の人がやっても変わらないこと
つまり、
自分がやらなくていいことに関しては人にやらせようとします。
うまいこと言って同僚にやらせたり、自分には口出しをしてこないような後輩にやらせたり・・・。
自分の労力を使わなくていいような場面では労力を使用しないように徹し人にやらせます。
そして、タチが悪いのはやってもらったことなのに自分の手柄のように上司には報告したりします。
こうなるとそのやらされた側の人はおもしろくないのは当然ですよね。
利用された挙句、手柄も取られてしまっては、ずる賢いと思われてしまっても仕方ありません。
ずる賢い人は能力は高い
上記で書いたように、その特徴を見ていくとずる賢い人は能力自体は高いんです。
要領よくできたり、人に取り入る能力があったり結構すごいですよね。
なかなか出来ない人もいる中で、それだけのことが出来るんですから本来なら仕事の出来る人なんです。
ですが、
せっかくのその能力を自分に取ってメリットがあると思う人の前だけで出して、そうじゃない人の時はサボって手抜きをしてしまうんです。
そうなると、そこからなかなか能力って伸びてこないし、サボっている姿を周りは見ているので周りからの評価は低くなってしまいます。
悪い印象って印象に残りやすく、良い印象をつけるためには時間がかかります。
ずる賢い人は仕事をする能力はあるのに、そういうところでもったいない人物ともいえます。
ずる賢いことは見ている人には見られている
ずる賢い人は上司の評価を得たいがために、上司の前では良い仕事ぶりを発揮するわけです。
それでうまくいっている内はいいですが、上司の見てないところでは手を抜いて他の人にやらせたりしているとするならば、必ず不満を持つ人が出てきます。
上司の中でもそういう姿を見ている人は見ています。
自分の前だけはやっている姿を見せて、いなくなればサボってるというのは結構隠すのは難しくて、どこかでほころびが出てしまう場合がほとんどです。
そのずる賢い部分を見ている人は見ていますし、わかる人にはわかります。
もし上司が気づかない勘の鈍い人だったとしても、ずる賢い人に対して不満に思っている同僚から告げ口があり、知ってしまうこともあります。
どこかでしっぺ返しを食らってしまうことが多いですし、そういう人には人がついていかないので孤立してしまったりと良いことばかりでは決してありません。
ずる賢い人を近くで見ていたら、うまくやっているなとうらやましくなってしまうかもしれませんが、あなたはあなたの良さがあり、そのずるい部分を真似する必要は決してありません。
【ずる賢い人は得している?】見ている人は見ていて良いことばかりじゃない「まとめ」
〇力を入れるところは入れて抜くところは抜く
〇要領が良い
〇人に取り入るのがうまい
〇自分がやらなくていいことは人にやらせる
〇仕事の能力は高いのに、もったいない使い方をしている
〇ずる賢さを上司に隠し続けるのは簡単ではない
〇上司でも見ている人は見ているし気づく人は気づく
〇上司が気づかなくても不満を持つ同僚に告げ口される
〇孤立する可能性も高く、良いことばかりは続かない
と、いうことでまとめさせてもらいました。
ずる賢い人が近くにいて、うまくやっている姿を見せられると自分もそうやったほうが良いのかなと思っちゃうかもしれません。
が、
あなたもそんな風にずる賢く生きたいのかということをもう一度考えてほしいです。
人って他人と比べて自分の価値を考えようとしてしまいがちですが、本当は自分の価値を決めるのは自分自信なんです。
ずる賢く振舞うことも生きる術のひとつかもしれませんが、あなたがそうはしたくないと思うのならば決して比べる必要はないのです。
上記でも書いたようにずる賢さを完璧に隠して、生きていくってなかなか難しいものなんです。
あなたもずる賢くやろうと思う必要はなく、あなたはあなたの良さを発揮していってほしいですね。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。