仕事で落ち込む人を励ますためには言葉より聞くことと共感が大事

仕事をしていると落ち込んでしまうことも中にはありますよね。

べあころべあころ

うまくいくことばっかりじゃないからね。

「大きな失敗をしてしまった」

「上司に怒られてしまった」

「自分の能力がまだ足りないと痛感してしまった」

などなど、

原因は人それぞれにあることかと思います。

そんな落ち込んでいる人があなたの周りにいたら、

「励ましてあげたい!」

ですよね。

 

結論から言うと励ます時に重要なのは

 

話を聞くこと・共感すること

 

です。

この記事では仕事で落ち込んでいる人を励ます方法と注意点について取り上げていきます。


仕事で落ち込む人を励ますために「話を聞く」

仕事で失敗があり落ち込んでいる人を見ると、少しでも元気になってほしいと思いますよね。

その気持ちは素晴らしいです!

ただ、

どんな言葉をかけてあげたらいいんだろう?何を言えば元気になるだろうか?

と、何か励ましの言葉をかけることが出来れば元気になってくれるんじゃないだろうかなど

 

言葉に走りがちなことが多いんですね。

 

べあころべあころ

元気になる言葉をかけてあげたいじゃん!

その気持ちはよーくわかります・・!

 

だけどまずは

 

話を聞くこと

 

これが大切なんです。

 

とにかく出来るだけ余計な口を挟まず、相手に話させるだけ話させるんです。

 

あなたが話を聞いてあげることで、相手もモヤモヤを吐き出し、自分の中を整理し、少し前向きな気持ちになれるものなんですね。

 

何をしたから落ち込んでいるのか?

落ち込んで今どう思っているのか?

この後どうしたいと考えているのか?

 

相手に話させるような質問をし、相づちもしっかりして、とにかくよく聞いてあげてください。

 

仕事で落ち込む人を励ますために「共感する」

話を聞くのと同時に共感をすることができると更に良くて、「私は味方だよ」というポジションに立ち

 

「それはあなたの言うことがもっともだよ」

「わかる、わかる。私もそう思うよ」

 

など、否定はせず、まずは共感をしてあげることです。

 

あなたが共感することで落ち込んでいる相手も、「私のことわかってくれているな」「味方がいてくれるんだな」と思えるので安心感を与えることができます。

 

わかっている人・味方がいてくれるというのは、人にとっては大きくて、そういう人の存在によって多少落ち込むようなことがあっても前向きな気持ちになっていけます。


落ち込む人を励ますときの注意点

べあころべあころ

励ますのに注意しなきゃいけないことがあるんだね?

もちろんあります。

 

自分では良かれと思ってやっていることが実は相手にとっては良くない行動になっているかもしれないということを頭に入れておかなくてはなりません。

落ち込む人を励ます時の注意点

〇頑張ろう!と励ます

〇すぐにアドバイスをしてしまう

〇相手の行動を否定する

1つずつ掘り下げていきますね。

頑張ろう!と励ます

「落ち込んだって仕方ないじゃないか、とりあえず頑張ろう!」というのは前向きな言葉ではあるんですが、あまり相手の立場に立っているとは言えないんですね。

 

すごく厳しめに言うと

 

「あなたが相手に元気を出してほしいから励ましたい」という押し付けにすぎません。

 

落ちこんでいるところから立ち直るのは相手の事柄であるので、そこは相手のペースに合わせなくてはいけないんですね。

 

今すぐ立ち直ってほしいという気持ちはよくわかりますが、そこを押し付けては相手も苦しくなってしまいます。



すぐにアドバイスをしてしまう

「話を聞くことが大切である」と前述させてもらいましたが、全てを吐き出させる前に、それをさえぎってアドバイスをしてしまう人も多いです。

 

さえぎってまでアドバイスをしてしまうというのは自己中心的ですし、落ち込んでいる真っ只中でアドバイスをされても、なかなか響かないものです。

 

べあころべあころ

じゃあアドバイスはしないほうがいいんだね?

いえいえ、アドバイスをするタイミングというものがあります。

 

落ち込んでいる相手があなたに「どうすればいいと思う?」と聞いてきたとき

 

これがアドバイスするタイミングです。

あなたにこの質問が出来ているということは、だいぶ相手の中でも整理されている状態なことが多いので、相手に聞く余裕が少し出てきています。

 

その時を見計らって、あなたの言葉であなたの思い・アドバイスを伝えてください。

相手の行動を否定する

落ち込んでいる相手の話を聞いていると確かに相手の行動が悪かったと思える部分もあるかもしれません。

 

「それはダメだろ。その行動はマズかったな。」

 

否定しちゃうのがマズいです。

 

相手は落ち込んでいるわけで、行動が悪かったのは言われなくても既にわかっているはずです。

 

そこを更にチクチク責めてしまうのは、更にダメージを与えてしまいかねません。

 

なので、

落ち込んでいる相手に追い打ちをかけるのは避けてあげてください。

 

思っていても言葉にするのは自分の中に留めて、相手に共感するほうにシフトしていきましょう。

仕事で落ち込む人を励ますために「まとめ」

仕事で落ち込む人を励ます方法

〇話を聞くこと

〇共感すること

落ち込む人を励ます時の注意点

〇頑張ろう!と励ます

〇すぐにアドバイスをしてしまう

〇相手の行動を否定する

ということで、まとめさせてもらいました。

 

出来る人は落ち込む時間がもったいないから、すぐに切り替えるなんて人もいるようですが

 

落ち込んでしまうものは仕方ないですよね。

頭ではわかってるけど、気持ちが落ち込んでいるんだから、そこを見ないようにして奮い立たせようとしても無理がかかってしまいます。

 

僕もそんな強い人間ではないですし、失敗などすれば落ち込みます。

 

落ち込んだときには、やっぱり励ましてくれる人の存在ってありがたいですし、自分も周りのお世話になっている人が落ち込んだら少しでも力になりたいと思います。

 

あなたも落ち込んでいる相手を立ち直らせたいという気持ちでこの記事を見てくれていると思います。

 

ぜひ、聞くこと・共感することで寄り添ってください。立ち直りに時間がかかってもきっとあなたに感謝してくれる日が来るはずです。

この記事が何かのお役に立てれば幸いです。