なんでも自分の思ったことを言える人
と
言わなくてもわかってくれるだろうと思っている人
どっちが得な生き方なんでしょうかね?
ど、どしたの?急に・・!
いやぁ、なかなか言いたくても相手に気を使ったりして言えない場面ってあるじゃないですか?
言いたいことがあっても自分が我慢しておけば、この場は丸く収まるから言えない・・。
特に日本人だと遠慮して言わない人が多いですよね。
ただ、結論から言うと
言ったもん勝ち
なんですよね。
なぜ言ったもん勝ちなのか、そのあたりを掘り下げていきたいと思います。
言わないと相手の良いように扱われてしまう
悲しい話かもしれませんが、言わないと相手の良いように扱われてしまうのが世の常なんですよね・・。
例えば、
・仕事で自分のスキルがだんだん伸びていって、任される仕事も多くなってきたとします。
・ただ給与が変わらず、あげてもらわないと割に合わないと感じてきた。
・「給与をあげてほしい」と言いたいが、言うと会社から目をつけられるんじゃないか・・仕事がしづらくなるんじゃないか・・会社が気になって言い出せない。
・結果、給与はあまり変わらないままだが、やらされる仕事は多くなり、会社に良いように使われる。
という・・。
そんな・・!真面目にやってれば良いことあるでしょ!?
そう思いたい気持ちはよくわかります・・!
頑張っていれば会社は自分を認めてくれて、給与もあがるはずだと・・!言葉にしなくたって上司はわかってくれているはずだと・・!
もちろんしっかり認めてくれて、給与にも反映してくれる会社もあるでしょう。しかし、そうではないのも実態としてあるのが現実です。
逆側から考えれば見えてきますが
支出を減らすために会社はできるだけ社員の給与はあげないようにしていきたい。人件費を抑えたいという考えがあります。
給与に関しては何も不満を言ってこない上に、良いパフォーマンスを発揮してくれる社員は会社にとっては最高の人材です。
会社から見て、利用しやすいという意味でね・・。
そりゃあそうですよね!働きが良いから利益はあがっているのに、支出(人件費)は変わらないんですから!
仕事だけではなく、生活においてもそうです。
簡単な例だと
・大きな買い物をするときに、値引き交渉をしない・出来ない。
・店側の良い値のまま買わされる。
値引き交渉なんて店員さんに迷惑だから・・なんか恥ずかしいし・・。
とか思ってしまって、言い出せなかったりする人もほんとに多いようです。言っていればもっと安く買えたかもしれないのに。
お店からしたら、(値下げ交渉をしない、言い値で売れる)良いお客様って感じです。
言ったもん勝ちな世の中
結局は言わないより、言ったもん勝ちで言った人が得をするんですよね。
そんなの理不尽だよ。。
そうなんです。理不尽と思うかもしれないですが、
それが現実です。平等ではないんです。
上記の例にあげた
・給与をあげてほしいけど言えない社員
・値下げ交渉ができないお客さん
が
・給与をあげてほしいと言える社員
・値下げ交渉をするお客さん
と比べたらどうでしょう
〇給与をあげてほしいと言える社員
給与の交渉ができる人は、しない人より給与アップの可能性は高まります。(もちろんスキルがあるの前提)
「給与を上げてほしい」という事は、上げなければ辞めるかもしれない・モチベーションが下がるかもしれないと匂わせることになります。
会社だって人材の育成は大変で時間がかかることは知っています。給与をあげないことによってスキルを持った人材を放棄するより、給与を上げてスキルのある人材を残しておくほうが得です。
また1から育てるほうが効率悪いですからね。
毎月の給与があがれば、少し贅沢ができたり、仕事も新たに頑張ろうと思えるので、
言わずに何も変わらないより、言って給与があがるほうが得です。
〇値下げ交渉をするお客さん
家、車、家電、言って値段が下がるなら下がったほうが良いですよね。
ネットで物を買う時代にはなっていますが、大きい買い物はまだまだ営業の人や販売員などと面と向かって説明をしっかり聞いて買うことが多いはずです。
こんなに一生懸命説明してくれたし、値下げを言うのは悪いな・・。
と、優しい人なら思うかもしれませんが、所詮彼らも仕事なんです。良い人を振舞うことに長けています。
家、車、家電などは大体値下げ交渉があるのが普通で、売る側もそれを理解して定価は高めに設定されています。
値引き・サービスが当たり前なので、定価で売れたら「超ラッキー」くらいに思っています。
言ったらサービスがついてきたり、値下げになるかもしれませんが
言わなければそのままです。
これは買い物においての一例ですが、なんにおいても言える方が得な場合が多いです。
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言ったもん勝ちと思った自分の実体験
自分でも実体験があるからこそ、結局言ったもん勝ちだなと思うんですよね。
それこそ会社の給与の話になりますが
僕はパソコン操作が苦ではなく、ワードでの文字打ちやエクセルでの計算式を作る作業、イラストレーターでチラシを作ったり、フォトショップで画像を編集したり、ホームページを更新したり・・。
だんだんと頼まれるようになり、頼まれれば必死で知らないことも調べて出来るようにしたり、1年2年くらい立つ頃にはだんだんとスキルがついてきたかなと思えるようになったんですよね。
ただ出来ることが増えてきたのは良いんですが、一人で抱えることが多くなり、周りをみたら先輩方は自分より仕事量が少ないのに給与は多いのが不満に思えてきたんです。
で、その会社は1年に1度給与の査定・更新があり、次の1年の給与を告げられるんですが
「月2,000円くらいは増える」と言われましたが、割に合わな過ぎて納得がいかないと思わず言ってしまったんですね。
「新しく覚えた仕事は放棄するので先輩方と同じ仕事量にさせて下さい。」と。
今思えば良く言ったもんだなと思いますが・・。
でも、言った結果どうなったと思いますか?
後日呼ばれて
「月20,000円増える」と。
・・・・
・・・・・
( ゚д゚)ポカーン
2,000円から20,000円?
10倍ですよ、10倍・・!
言って上がったのは素直にうれしかったんですが、逆に言わなきゃそこまで認めてもらえてなかったのかなと寂しさもありましたね。
僕も言わなくたって頑張っていれば会社が認めてくれて給与も上げてくれるという願望は持っていました。
ただ、現実はそうじゃないんだな
言ったもん勝ちなのか・・。と悟ってしまったわけです。
まとめ
で、言う人と言わない人どっちが得なのか
言う人の方が得
ということで、自分の実体験も踏まえて書かせてもらいました。
ただ、なんでもかんでも言えばいいってもんではないですが、ね。
面倒くさいヤツだなと思われて居心地が悪くなる可能性がありますので、バランスが大事です。バランス。
自分さえ我慢すれば円滑に事が進むなと思い、我慢する人もほんとに立派だなと思います。
ただ、やっぱりそこに不満が溜まってしまうと、楽しくはなくなってきちゃいますよね。
溜めてることを言うことによって環境が良くなったり、変わることもあるので勇気がいるかもしれませんが、時には言ってみようと前向きになってもらえればうれしいです。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。