ふとしたときに、あれやったっけな?この件大丈夫だったかな?と心配になるんだよなぁ
心配性というと周りにはあんまり良い印象持たれない気がするけど、気になるものは気になっちゃうし。
心配性ってやっぱ短所なのかな?
こんな悩みに答えていきます。
心配性は長所にもなりえる
心配性
というと、そこまで考えなくても大丈夫なんじゃないか、気にしなくていいんじゃないか、など言われてしまうことが多いですよね。
自分が考えすぎなのか・・心配性って良くないな・・と思えてくるかもしれません。
ですが、
心配性なことは長所にもなりえるんです!
以下からその理由について解説していきますね。
心配性はなぜ短所と思われるのか?
心配性の人って
「あの件、大丈夫かな・・」
「もしこう言ったとき変に勘違いさせて怒られたらどうしよう・・」
「ガスの元栓閉めてきたっけ・・」
「そういえば、あの時した行動でなんか失敗があったらどうしよう・・」
などなど、
ふと思ったことが不安になってしまったり、ほかの人なら気にしないことが気になって仕方なくなってしまったり
一回よぎってしまうと、それが頭から離れなくなりますよね?
僕も心配性の部分があるので、よくわかります。
自分では気にしたくないんですが気にしないようにと思っても、一旦頭に思ってしまったらもう無理で、気になって仕方なくなります。
周りからも
「それは心配しすぎなんじゃない?」
「心配性だね~」
なんて言われてしまった日には
心配性は短所なんだ・・!
と、どうしても思ってしまいます。
気にしすぎてしまう自分はダメなんだ・・。
小さい人間だ・・!
あの人みたいに、リスクを跳ね飛ばして行動したい!
などネガティブな思考にもなっていきます。
なので、心配性と聞くとマイナスなイメージが強くなってしまうんですね。
心配性が短所だと思われる要因
〇可能性の限りなく低いことも心配する。
〇最悪を想定しすぎて必要以上に心配になる。
〇何度も色んな人に確認してしまう。
〇気になりすぎて他のことが手につかなくなる。
可能性の限りなく低いことも心配する
心配性だと、1%くらいの確率でしか起こる可能性がなさそうなことでも、それが起こったらどうしようと心配になったりします。
ほぼほぼ起こりえないので余計な考えになってしまうので、無駄に考えすぎてしまうところは短所と考えられますね。
最悪を想定しすぎて必要以上に心配になる
もしこの件によって起こりえることで最悪を想定したらどうなるだろう
と必要以上に心配しちゃうケースもあります。
何かをするときに悪いことを想定すること自体は決して悪いことではありません。
しかし、それが必要以上の心配になっているのならばどうでしょう。
そっちのほうに頭がいってしまい、他のことがおろそかになってしまうとしたら短所になりえるでしょう。
何度も色んな人に確認してしまう
心配すぎて、
「これってこうだったよね?」
とAさんに聞いて「それで大丈夫だよ」と言われているのに、それでもまだ収まらず
Bさんにも「これってこうだったよね?」とまた確認してしまう。
最初に聞かれたAさんがそれを見ていたら「なんで私に聞いたの・・!」と不快に思いますし、周りも巻き込みすぎていて時間を奪ってしまっているので、
心配で何度も色んな人に確認しているということであれば、それは短所と考えられますね。
気になりすぎて他のことが手につかなくなる
「例の件、ほんとに大丈夫かな・・・」
と、そのことばかりが心配で頭がいっぱいになってしまい、他のことが手につかなくなっているようなら短所になりますよね。
心配ばかりで他のことが進んでいないようでは、自分がやることも進まず、周りを巻き込んでしまう要素があるからです。
心配性が長所になりえる要因
では、今度は心配性が長所だと感じる点を取り上げていきましょう。
〇先々の不安要素を考えられる
〇不安要素があるからスケジュールを決める
〇不安要素を想定しているから、いざというとき対処が早い
〇真面目・責任感がある
〇ミスがないか事前に気づける
先々の不安要素を考えられる
心配性であることとは、失敗とかミスなどを恐れている人でもあります。
失敗とかミスを恐れるくらいに心配なわけでありますから、先々に起こりえる不安要素を考えることができます。
危険を察知する能力に優れているので、不安要素が浮かび、もしそれが起こったときにはどうすればいいのかと解決策を出そうとします。
それは長所ですよね。
不安要素があるからスケジュールを決める
上記のように不安要素を考えられるので、仕事など期限付きのものは早めに形になるようスケジュールを組みます。
形にしたところで、何か抜けはないかなどチェックをし、もし何か抜けを発見してもスケジュールにその分の余裕を取っているので、うまく対処をし心配な要素を消そうとするんですね。
不安要素を想定しているから、いざというとき対処が早い
心配なために、不安要素が思いつき、実際不安なことが起こったときにどうしたらいいのか
ということが、自分の中で簡単にシュミレーション出来るんですね。
シュミレーション出来ているから、いざ本当に不安要素が実際に起こってしまったときの対処は早いです。
真面目・責任感がある
心配性で気になってしまうということは、真面目で責任感があるとも言えます。
真面目でも責任感もなければ、何か起こっても関係ないやと心配にすらなりません。
やはり真面目で責任感がある人は頼りにされるもの。
こういう面でも心配性は長所であると言えます。
ミスがないか事前に気づける
心配で色んなことを想定し、「〇〇はちゃんとやったかな」と確認をする能力があるので、失敗やミスを事前に気づくことが出来るんですね。
他の人では思いもつかなかったところで、不安要素を考え、その不安がなくなるよう潰していくことが出来ます。
これは心配性であることの大きなメリットであります。
【実体験】僕が心配性で良かったこと
僕は仕事において、お客様からのお金を徴収する管理や社員・従業員さんに向けての給与を管理する、いわゆる経理の仕事をしたことがあるのですが
ことお金に関することなので
絶対に間違えられない!
という強い思いがあり仕事に取り組んでいました。(当たり前のことなんですけどね)
それで、お金のことなのでお客様から請求をかけるときは、キッチリ2重にも3重にもチェックして間違えないことを確認して
銀行なりクレジット会社を通して請求をかけていきます。
ある時、いつも通りにチェックして請求をかけたはずなんですが、ふとあるお客様からお金に関することで問い合わせがきていたことを思い出し
今回の請求で、注意しなくてはならないはずだったが大丈夫だったか?怠っていなかったか?
心配になっていくうちに、どうしても気になってしまい調べたところ、請求額が間違えていて間一髪ということがありました。
この時は一度請求額は送ったものの、まだ修正が効く段階だったのであわてて、請求し直したので難を逃れました。
心配で気になって調べたからこそ気づくことができたので
心配性でよかった~!
とほんとに思いましたし、自分がそこまで思い返せたことを誇りに思いました。
仕事で忘れられないからこそどう動けばいいかなど逆算してスケジュールも立てますし
迷惑かけたくないし、間違えたくないから責任感も強いのかなと思うようにもなりました。
そういうときに、ふと「心配性でよかったなぁ」と思うことが本気であったんです。
なので、
あなたがもし心配性な自分は嫌だ・短所だし何とかしたいと考えているなら、長所になりえますよ!ということをここで改めて伝えたいですね。
心配性は長所なことも多い 短所だと決めこむ必要はない!「まとめ」
〇可能性の限りなく低いことも心配する。
〇最悪を想定しすぎて必要以上に心配になる。
〇何度も色んな人に確認してしまう。
〇気になりすぎて他のことが手につかなくなる。
〇先々の不安要素を考えられる
〇不安要素があるからスケジュールを決める
〇不安要素を想定しているから、いざというとき対処が早い
〇真面目・責任感がある
〇ミスがないか事前に気づける
〇心配性なことは短所に感じてしまうかもしれないが、長所になりえる!
ということで、まとめさせてもらいました。
あなたは周りと比べたときに心配しすぎる自分が嫌だと考えてしまうかもしれませんが、この記事で書いてきたとおり心配性があなたの強みにもなりえます。
なので、もし悲観的になっているとしたら、少しでも自信を取り戻してもらえたらうれしいです。
この記事が何かの参考になれば幸いです。