仕事でミスを隠すのは難しい 早急に報告するのがベスト

仕事をしていたら人間ですからミスがあるのは付き物です。

自分がミスや失敗をしたときに、そのミスに自分がいち早く気づいたとき自分で解決できるならいいですが

自分だけでは解決するのは不可能な時、あなたならどうしますか?

素直にミスを報告しますか?

なんとかバレないようにミスを隠しますか?

出来れば隠して何事もなかったようにしたいというのは普通の心理だと思います。

「隠したい・・!」という気持ちは、僕もよ~~くわかります・・!

ただ・・

隠すことによるリスクって非常に大きいんですよね。

結論としては、自分でもどうにもならないミスをしてしまった時は隠すより

会社(上司、先輩)に報告するのがベスト

であると言えます。

この記事では、仕事のミスを隠すことのリスクやなぜ報告をするべきなのかを掘り下げていきたいと思います。


仕事のミスを隠すのは何故か?

仕事のミスを隠したくなるのは、普通の考えだということは上記でも書きました。

僕だってそうです。

出来れば自分が犯したミスなんて隠してないものにしてしまいたいですよ・・!

では、なぜミスを隠したいのかというと

〇上司先輩に怒られるのが怖い

〇自分の評価が下がるのが嫌だ

という心理が働いているからだと考えらえれます。

上司先輩に怒られるのが怖い

単純にミスをしたことにより、上司から「何やってんだ!お前は!!」とか怒られるのを想像すると・・

隠してしまおうかな・・。なんて頭をよぎってしまうのはもっともな事です。

誰だって怒られたくはありません。

怒られるのが怖くて隠してしまいたい・・!というのはごく普通の感情ですよね。

自分の評価が下がるのが嫌だ

プライドの高さか、出世に響く、給与がダウンするかもなど本人の理由はそれぞれですが

会社から自分の評価が下がるのが嫌だ・・!

と思ってしまい、ミスを隠してしまうパターン。

自分の保身を優先してしまい、後先のことを考えられなくなってしまうんですね。

ミスして評価が下がったりするなら隠し通せるなら隠したいという気持ちはほんとによくわかります。

しかし、とっさに隠してしまったことによって後には引けずに大きなリスクを取ることがあるということが往々にしてあります。

仕事のミスを隠したことによるリスク

仕事のミスを隠したことによって、そのミスが更に大きくなってしまうリスクがあります。

〇あとからミスがバレる

〇会社、お客様に迷惑がかかる

〇怯えたまま過ごさなくてはいけない

ということが考えられます。

あとからミスがバレる

隠していたことがあとからバレてしまったとしたらどうでしょう?

更に信用が下がりますよね

気づいたときに素直にすぐミスを報告しておく時よりも、確実に信用度は下がります。

「隠していた」ということがひとつ乗っかってきてしまうのが非常に大きくて

「あの人はそういう人なんだな」と周りの信用・評価は大きく下がります。

会社・お客様に迷惑がかかる

ミスを隠して、そのまま仕事が進んでしまうことにより、会社に大きな損失になってしまったり、お客様に多大な迷惑がかかる可能性があります。

そのリスクを考えられずに、自分の保身のために隠してしまったがため、他の人たちに迷惑がかかるんです。

例えば、

発注する数を少なく間違えてしまい、少ないまま届いたものでは仕事を進めることができず、

その時確保していた人件費も無駄になるし、納期も遅れてしまうため、お客様に商品を渡すのが遅れ

お客様の会社に対する信用をなくしてしまう。

ということがあります。

隠してしまうことによって起こりえるリスクをよく考える必要があるんです。

怯えたまま過ごさなくてはいけない

仕事のミスを隠した状態だと

「いつかバレてしまうんじゃないか・・。」

「隠したままうまく進むんだろうか・・。」

など、隠したことが気になってしまい怯えたまま日々を過ごさなくてはいけなくなってしまいます。

そのことばっかり頭で考えてしまい、普段の仕事もままならなくなってしまったり、ストレスを抱えてしまったりということもあります。

言わなかったことによってかえって自分への影響が出てしまうこともあるんです。


仕事のミスは隠さず、素直に報告するほうがベスト

冒頭でもお伝えしたように、自分でミスを処理できるなら報告はしなくてもいいと思います。

ここまで、話しているのは自分だけでは補えないくらいのミスが起きているという場合の話ということをおさらいさせて下さい。

その場合は、

ミスに気づいたら素早く報告する。

これがベストです。

なぜベストかというと

〇会社内部で解決できる可能性がある

〇ミスを素直に報告するほうが信用される

からです。

会社内部で解決できる可能性がある

上司や先輩に素早くミスを報告することで、経験の多い人たちが解決策を導き出してくれる可能性はかなりあります。

自分では思いもつかなかった解決策を導き出してもらい、会社内部でミスを片付けることができ

会社の損失やお客様への迷惑を防げることも出来る可能性が高いです。

もちろんミスをしたことは怒られるかもしれませんが

部下のミスは上司の責任でもあるので、解決策をきっと考えてくれます。

ミスを素直に報告するほうが信用される

「ミスを隠して黙っている」と「ミスを素直に報告できる」

あなたが上司だとしたらどっちが信用できるでしょうか?

・・・

・・・・

「ミスを素直に報告できる」方ですよね。

隠したいことではあるんですが、報告するという判断ができるあなたの行動を上司は見てくれています。

ミスがないのが一番ではあるんですが、ミスをしたとしてもそれをしっかり報告するほうが信用はされます。

以上の観点から

ミスを素早く報告する方が結果的には良いんですよね。

仕事でミスを隠すのは難しい 早急に報告するのがベスト「まとめ」

ミスってほんとにしたくないですし、しないことが一番ではあります。

でも、人間完璧ではないので、一生懸命やっているつもりでもミスをしてしまうことってどうしても出てきます。

僕も仕事がまだ新人で、色んなことを意識しなくてはならないときはよくミスをしましたし

「隠したい・・・。」

と思いましたが、バレた時のリスクのほうが怖くて、

「すいませんでした!」って謝りつつ、すぐ報告はしていました。

で、よく助けてただいていたんですね。。

ミス、失敗によって人間成長するとはよく言ったもので、やっぱりそういう時って同じような失敗をしないためには、会社に同じ迷惑をかけないためにはどうすれば良いかって考えます。

そこが大事なんですよね。

やってしまったことは取り返せないですし、もう仕方ないんです。

反省して、対策し、切り替えていくことで成長出来ていきます。

自分のミスを報告するのって、嫌ですし、勇気も必要かもしれません。

でも「すいませんでした!」と素直に謝り、ミスを報告すれば、会社に助けを求めることは大切です。

隠したい!と思ったときに、一旦隠したあとに何が起こりえるか冷静にリスクを考えてください。

そして、素早く報告してもらえればと思います。

この記事が何かの役に立てれば幸いです。