会社に就職してみても、なかなかうまくいかないと思うこともありますよね?
「仕事は入ってみないとわからない」なんて言葉もありますが、自分の思い描いていた理想と実際にやってみたら現実は違うということは往々にしてあります。
仕事をやってみたけど思っていたものと違って、周りと比べたら全然できていないと悩んでしまう人も多いものです。
そうすると
仕事ができないから転職して新しいことをしたいな・・
と、段々浮かんでしまうものです。
転職して新しいスタートを切りたい!というのは全然良いと思います。
ただ、
一旦冷静になってください!
もしあなたが今仕事ができないと感じているとして、何が原因でできないのかを把握しておかないと、たとえ上手く転職ができたとしても新しい仕事も長続きしなくなるかもしれません。
この記事では
転職したほうが良いのか?一度転職は見つめなおしたほうがいいのか?
それは仕事ができないと感じている理由によって変わってくるので、そのあたりを掘り下げていきます。
転職の前に仕事ができないと考える原因は何か?
転職するにしても、転職をしないにしても、あなたができないと自分で感じているならできないと思う理由を自分で書き出してみましょう。
自分ができないと思う理由をはっきりさせないと、転職したとしてもまた同じ結果になってしまうかもしれません。
・入ってみたがどうしても興味のもてるジャンルの仕事じゃない
・職場の人間関係がうまくいかず、仕事に手が付かない
・一生懸命にやっているつもりだが、ミスを何度もしてしまう
・上司に怒られ続けていて、仕事に自信がなくなった
これ以外にも様々な理由があると思いますし、転職したいと思う理由は10人10色で様々なものです。
ですが、その理由が
自分で改善可能なものなのか?
自分では改善不可能なものなのか?
を、少し冷静になって考えてみてください。
自分で改善可能なものなのに、改善せず転職してもうまくいかない
例えば、同じミスを何度もしてしまうから仕事ができないと感じて転職したいと考えていたとして
同じミスをしないようにするために自分で何か工夫をしましたか?
ミスしないようメモを取ったり、チェックを二重にしたり、同僚にどうすればミスを防げるのか相談したりとあなたに出来ることをやっていないのに、結果だけを見て自分はできないんだと思い込んでいませんか?
自分でミスしないように改善する余地があるにも関わらず、そこは見ないようにフタをして転職して新たなことをすれば上手くいくというほど仕事は甘くはありません。
自分で改善する努力が出来ない人が、転職をしたとしてもまた同じように数か月後には出来ないから辞めたいと考えだすのは目に見えます。
なぜ自分は仕事ができないのかを考えて書き出してみて、自分に改善できそうな場合は今の職場で改善に向けて行動してみることをオススメします。
職を変えることは、今すぐじゃなくても出来ますからね。
自分じゃ改善はどうにもならない場合は転職を視野に入れる
仕事をできない理由が自分ではどうにもならないこともありますよね?
・上司がどうしても合わず、ストレスを抱えてしまい仕事にならない。
・仕事のジャンルにどうしても興味を持てない。
などなど、こちらも様々な理由があります。
上司と合わないなど人間関係がうまくいかないという悩みは多く、ストレスを抱えてしまう人もいます。
その人が定年でもう少しでいなくなるとかなら、まだ耐えられるかもしれませんが、この先何十年も付き合わなきゃいけない可能性があるとしたら、かなりしんどいですよね。
そういう場合は体を壊す前に転職を考えた方がよいのかもしれません。
就職できたのは良いものの、このジャンルは興味が持てないという場合も結構辛いものがあります。
とりあえず入れるところに入ったという人に多いんですが、入ってみたら何とかなるだろうと考えていたものの、全く興味がないジャンルだと仕事を覚えることも苦痛になってしまったり、そもそも覚えが悪かったりします。
こういう方は別のことをすれば、うまく行くケースがあるので転職を考えるべきです。
この他にも自分の力だけでは職場環境の改善が難しい場合には、転職を視野に入れていくことを考えて良いと思います。
転職しても成功か失敗かは、入ってみないとわからない
自分は仕事ができないし嫌だなと思うと・・「転職」・・と頭をよぎるものです。
で、転職について調べてみるほど、隣の芝は青くみえて転職したほうが良いんじゃないかなと思いながらモンモンとした時間を過ごしてしまうという・・。
ただ、当然ながら転職してみて
これなら自分に合うし、人間関係も良いし、仕事が楽しくなってきた!
と、いう人もいれば
前の仕事よりも拘束時間長いし、人間関係は最悪だ・・・!
と、なってしまう人もいます。
無責任で申し訳ないですが、転職は入ってみないと成功か失敗かは結局のところはわからないものです。
そこのリスクも踏まえた上で、転職をしたいという方は考えるようにしていった方が良いですよ。
仕事ができないから転職したい「まとめ」
仕事が出来ないから転職したいということで
〇その理由が自分で改善できるものなのかできないものなのかを見極める
〇自分で改善できるものなのに、してないなら転職しても厳しい
〇自分では改善はどうしようもない場合は転職を考えていく
〇転職してもそれが成功か失敗かは入っていないとわからない。失敗のリスクも考えておいたほうが良い。
ということで、まとめさせてもらいました。
僕自身、最初の仕事が車関係だったんですが、車にほとんど興味がないので、オイルとか車種とか性能とかタイヤとかほんとに覚えるのが苦痛で苦痛で仕方なかったんですね。
なんで、入ったんだ・・!
とツッコまれても仕方ないんですけど、当時はあまり考えていなくて、何社も試験を受ける中で入れるところに入ったという形でした。
と、なるとやっぱりうまくいかないもので、
車が好きな人とかやりがいを見出している人には勝てないな、自分はあの人たちよりは出来ないな
と思ってしまいました。
努力が足りないんじゃないと言われたら、言い返す言葉もないんですが、とにかく僕には合わないなと思って転職を決断したんですね。
転職して思うことは、その車関係の仕事も無駄にはなっていないということです。僕はジャンルが全く違うことをしていますが、車関係の仕事のことが、ここで生きているなと思うことが結構あります。
なのでもし転職を全くジャンルが違うものであなたが希望していたとすると、今までの時間は無駄だったなと考えてしまいがちになりますが、そんなことは全然ありません。
ひょんな場面で、あれこの仕事はあの時のことが生かせているな。と思う場面が来ると思いますよ。
かなり脱線しちゃいましたが・・
今の仕事をそのまま続けてみると決断するにしても、転職を決断するにしても、せっかくこの記事を読んでいただいているので良い結果になることを祈ります。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。