仕事をするにあたって、新人の時や若い時など上司・先輩に怒られてしまうことがあると思います。
会社に入るとそれはある意味仕方のないことではあるんですが・・・
とはいえ、時には納得できないこともありますよね。
それが
仕事を教えてもらっていないのに、それが出来なかったことを怒られること
です。
それは理不尽だ!
なぜ教えてもらっていないことで怒られなきゃいけないの?と思い返すだけではらわたが煮えくり返り・・!
あの上司めぇぇ!!
・・・
・・・・
と、思ってしまうことも人間ですからありますよね。
この記事では「仕事を教わっていないのに、なぜ上司・先輩は怒ってくるのか?」ということを掘り下げていきます。
仕事を教わっていないのに怒られる理由
〇社会の常識でわかるだろと思ってる
〇教えているものと勘違い
〇怒って伝えることが正しいと思っている
社会の常識でわかるだろと思ってる
あなたにとっては聞いたことがなかったことでも、上司からすると社会人なら当たり前・社会の常識だと捉えているような内容だと
知ってて当然
と思い、それが出来ていないから怒るんですね。
上司は経験があるからわかっていますが、ついこの前まで学生だった新社会人だと社会の常識が何かもわかっていないことって普通にあるんですね。
それをわかっていないとおかしいと自分の視点だけで考えてしまい、認識のズレが生じて怒ってしまうわけです。
会社って仕事の内容も教えていかなくてはなりませんが、社会の常識なども少しづつ学んでいく場でもあるはずです。
怒っている上司だって今でこそわかっているかもしれませんが、あなたと同じように新人だったころは社会の常識なんてわかっていなかったことも多いはずです。
そんな過去の自分のことは忘れ、今だけを見て自己中心的に考えているのでしょう。。
教えているものと勘違い
残念ながら新人にどこまでを教えていたかを事細かく覚えている上司って、そんなにいません。
なので、
既に教えているものというふうに思い込み、教えたはずなのになぜ知らないんだとなってしまい怒るケースですね。
確かによっぽど管理をしっかりしている会社なら新人教育に関して、ちゃんとしたカリキュラムがあるのかもしれません。
が、大概は
そんなカリキュラムなど存在せず、教える側も
「どこまで教えたっけな?」
「確かここらへんくらいまでは教えたよな」
と曖昧な記憶しかないので、教えていないものを教えたものだと勘違いし、「教えたはずなのになぜわかっていないんだ」となり怒ってくるんですね。
残念ながらイチイチどこまで教えてかは覚えていない人もいるのは事実で、覚えてないなら「これは教えたかな?」と聞けばいいものの、そこも確認せずに怒ってくる上司もいます。
怒って伝えることが正しいと思っている
古き良き時代のなごりなのか・・
自分もそうされてきたからなのか・・
なにかと怒って伝えてくる人もいます。
そして、怒って伝えることこそが正しいと思い込んでいるんですね。
それが部下に伝わるはずだし、自分も威厳ある上司だと思ってもらえると、とんだ勘違いをしている人も中には存在します。
なので、
あなたが例えはじめて行うことでも、間違えば厳しく怒って叱ることこそが正義になってしまっているんです。
部下の気持ちを考えてというよりは、自分がそうしてきたから、されてきたから、それが正しいんだと・・。
確かにその方針でうまく育つ部下もいるかもしれませんが、大抵の人はその上司に対し委縮してしまい、不満を持つ人のほうが多くなります。
委縮し、不満を持つとその上司のことは尊敬できないし、仕事のやる気も結局は下がってしまうんですね。
そのあたりをあまり考えられない残念上司なんでしょう・・。
仕事を教えてもらっていないのに怒る上司を変えようとしても難しい
正直に言って、
仕事を教えてもらっていないけど怒ってくるような上司を変えようと思っても難しいでしょう。
人は周りがいくら指摘をしたところで、最終的には自分で納得がいって自分の決断で変えようと思わないと変わりません。
部下だからと下に見られているあなたが「教えてもらっていないのに怒るのはおかしい!」と勇気を出して指摘したとして
変わると思いますか?
上司のプライドから「なんだその態度は!!」と更に火をつける可能性すらあります。
あなたがその上司に対して直接何かを言う事はオススメしませんし、そこにあなたの労力や気がいってしまうのはもったいない場合が多いのです。
どうしても我慢できない時は更に上の上司に相談
とはいえ・・・
1度は我慢できたとしても、それが2度3度と続くとストレスがたまり我慢の限界がきそうになることもあるでしょう。。。
そのときは
社長などその上司よりも更に上の人がいるのであれば、その方に相談するのが良いでしょう。
その更に立場が上の人から上司に話してもらったほうが、まだ心に刺さることが多いですし、変わる可能性も多少はあります。
もちろんそれで一時は気を付けてくれたとしても、すぐに戻ってしまう場合のほうが多いですけどね・・。
転職も視野に入れる
上司より上の人に言っても全く変わらなそうであれば、転職を視野に入れたほうがいいのかもしれません。
いまや転職する人もかなり多くなってきましたし、ネットの存在があるため求人を探すのも楽になりましたからね。
一度入った会社を辞めて別のところに転職するというのは、勇気や労力がいりますが、上司のことが気になりすぎてストレスを抱えて心をおかしくしてしまうほうが問題なので・・。
転職も視野に入れられると、いつでも嫌になったら辞めるという考えを持つことが出来、逃げ道があると思えると心も楽になるんですよね。
最終的に、転職をするかしないかはあなた次第ですが、その理不尽に怒る上司がいる職場だけが全てではありません。
広い視野を持っていくことが大事ですよ。
仕事を教えてもらってないのに怒られるのは納得が出来ない!「まとめ」
〇社会の常識でわかるだろと思ってる
〇教えているものと勘違い
〇怒って伝えることが正しいと思っている
〇上司の性格を変えようと思ってもなかなか難しい
〇どうしても我慢ならないときは更に上の上司に相談する
〇何も変わりがなさそうなときは転職も視野に入れる
ということで、まとめさせてもらいました。
にっくき上司をぎゃふんと言わせるのは、大ヒットドラマ「半沢直樹」の世界だったらあり、とても痛快ですよね。
しかし、現実ではなかなか難しいですよね・・。
「くそぅ・・!」
と思う事が上司にあっても我慢する場面がほとんどなはずです。
上司だからといって、出来た人格ばかりではないというのは現実で、どうしても合わない人というのは存在します。
その上司に何かを訴えても通じないことが多く労力がもったいないし、環境を変えるほうが簡単です。
あなたに取って良い職場環境で働けることを祈っています。
この記事が何かの参考になれば幸いです。