ミスを指摘するときに逆ギレされない2つの言い方と大事な環境づくり

仕事をしていれば、多かれ少なかれミスというものはあるものです。

自分ではなく他の人がミスをしてしまうことも当然ながらあり、自分がそのミスに気付いたときはそのままにするわけにはいかず

他の人のミスを指摘しなくてはなりませんよね。

人のミスを見つけたときって、自分の立場などを考えて「言いづらいな・・」とか、いっそ言わずに自分が修正してしまおうかとか考える気持ちもよーくわかります。

あなたが人のミスに気付いたならミスの指摘はしないと、ミスした本人のためにはなりません。

なので、ミスは指摘したほうが良いんですが・・・

そうなると今度はミスの指摘をするときの言い方が難しいなと考えてしまいますよね。

この記事では、相手にミスの指摘をするときに逆ギレされない言い方について書いていきます。


ミスを指摘するときに逆切れされない言い方

ミスを指摘する時に逆ギレされない言い方

〇認める部分は認めて、ミス部分を伝える

〇「自分の勘違いかもしれないんだけど・・」と付け加える

認める部分は認めて、ミス部分を伝える

ミスを指摘することが下手な人ってミスした事実だけを見て、ただただそのミスのみを伝えてしまうことが多いんですね。

もちろんミスした相手が悪いのかもしれませんが、そのミスの点だけを指摘してしまうと

怒りをあらわにしてしまったり、自分は出来ないヤツなんだなと落ち込んでしまったり、と負の感情が芽生えてしまう人もいるんですね。

ですが、

そのミスした人は本当にダメな部分ばかりだったんでしょうか?

きっと良いところもあると思うんですね。

認めているところとミスを合わせて伝えることで、相手も受け入れやすくなります。

「この前の〇〇(相手)に頼んでいた仕事でAの部分が間違っていたのを発見したから修正をお願いしたいんだ。ここのところ色々な仕事が重なって忙しいし大変だよな。ただ、〇〇(相手)ならできると信じているから頼むぞ

と、いう具合に

相手の出来ていること・やっていることを認めた上で、ミスも合わせて伝えることでかなりマイルドに伝えられますし、相手もやる気を損なわずにまた仕事に取り組めます。

「自分の勘違いかもしれないんだけど・・」と付け加える

ミスを指摘する時に、鬼の首を取ったように指摘してしまう人もいますが、やっぱりそれだと言われた方も苛立ってしまうものです。

そうではなく、へりくだった言い方ができるとスムーズにことが運びやすいものです。

具体的には、

「自分の勘違いかもしれないんだけど・・」と最初に加えること。

です。

1「これはAではなくて、Bが正解だからやり直しておいてな」

2「自分の勘違いかもしれないんだけど、これはAだったっけ?Bだったと思うんだけど」

1と2であれば、2はかなりへりくだっているのがわかると思います。

1のように言われると、どうしても頭ごなしな印象を与えてしまい微妙ですが

2のように言われると、自分がへりくだっている上に相手に問いかけているので、「あ、すいません。Bが正解でした。」と相手もミスを認めやすくなります。

これは、上司のミスを発見した際にも使いやすい言い方ですので覚えておくと役に立つと思いますよ!

ミスを指摘するときの大事な環境づくり

ミスを指摘するときの大事な環境づくり

〇ミスを指摘するときは1対1の時に

〇普段からの仕事の姿勢も大事

ミスを指摘するときは1対1の時に

他の人もいる前でつるし上げのように、ミスを指摘する人がいますよね。

自分の力を誇示したいがために人前で指摘しているだけであって、エゴもいいところで相手のことがまるで考えられていない悪い例です。

ミスしているだけでも、相手も悪いな・恥ずかしいな・悔しいなと感じているのに、わざわざ人前で指摘されることによってプライドが高い人だったらズタズタになります。

人前でミスを指摘することは、自己満足以外の何ものでもありません。

ミスを指摘するのは1対1のときが鉄則です。

ぜひ、あなたがミスを相手に指摘する際は1対1の環境づくりを意識してほしいです。

普段からの仕事の姿勢も大事

これを言っちゃうと元も子もないのかもしれませんが、普段からのあなたの仕事の姿勢や普段からのあなたと相手との関係性も大事ではあるんですね。

逆を考えればわかりやすいかもしれませんが、普段から適当に仕事をしている人に指摘されても「なんでこの人に言われなきゃいけないんだ・・」と受け入れがたかったりしますよね。

あなたが仕事をしっかりこなしている姿勢というのは、普段の中にあらわれていて職場で一緒に働いていればわかってしまうものです。

そこであなたが普段からしっかりやっていて仕事の姿勢が認められていれば、あなたの指摘は相手にとってやはり受け入れやすいものになります。

なので、

普段からの仕事の姿勢というのも、もし指摘をするケースなどがあれば大事ではあるんですね。


ミスを指摘するときに逆切れされない言い方と環境「まとめ」

ミスを指摘する時に逆ギレされない言い方

〇認める部分は認めて、ミス部分を伝える

〇「自分の勘違いかもしれないんだけど・・」と付け加える

ミスを指摘するときの大事な環境づくり

〇ミスを指摘するときは1対1の時に

〇普段からの仕事の姿勢も大事

ということで、まとめさせてもらいました。

ミスはしないほうが良いものかもしれませんが、人って完璧ではないのでどうしてもミスは出てしまうものですよね。

ミスってネガティブな方向に考えがちですが、成長するチャンスでもあります。

1度ミスをしたからこそ、同じミスは繰り返さないようにしようと思いますし、その経験が生きて別のミスを防げるようになったりもします。

なので、

ミスを指摘することって相手には言いづらいかもしれませんが、相手に成長してもらう可能性を秘めているのでやはり指摘するべきなんですね。

(人によってはどんなに気を使ってミスを指摘しても受け入れない人もいますが・・それはその人の器が小さいんだと思って流してしまいましょう。。)

この記事を最後までみてくれたあなたはきっと仕事に真面目で責任感がある方なんだと思いますので、良い方向になることを祈っています。

この記事が何かの参考になれば幸いです。