仕事のしていると、得意不得意はあるので、どうしても仕事が出来る人と出来ない人が出てきてしまうものです。
そういう中で真面目に自分の与えられた仕事を手早く定時までにキッチリ終えている人が
仕事の出来ない人の尻拭いをさせられてしまう
という場面がありますよね。
1回や2回くらいの尻拭いならまだ我慢ができるかもしれません。
しかし、
それが何度も続くとなると「なんで自分がやらなきゃいけないの?」と理不尽に感じてしまい、会社に対して不満が出てきてしまいますよね。
尻拭いをさせられる不満を解消するためには、あなたにとって納得できる環境づくりが必要になってきます。
それが
給与交渉や転職
です。
以下より深掘りしていきます。
尻拭いが当たり前になると損をするのはあなたのみ
あなたが上司に「あいつの仕事遅れているから今回は手伝ってやってほしいんだ」と言われたり、
仕事の遅い同僚から直接「悪いんですけど今回は遅れていてちょっと手伝ってもらえませんか?」と言われれば
もちろん手伝うことになると思います。
当然ながら本来なら自分の役割外のため余分な仕事となるわけですが
「まぁ今回は・・。」
と引き受けたとしましょう。
後日、
「悪いんだけどまた頼みたい」とまた余分な仕事をお願いされ引き受けてしまう。。
すると、いつしか
「〇〇(あなた)なら頼めば余分な仕事もやってくれる」と周りから思われてしまいます。
そして、怖いことに
本来余分なはずの仕事が、あなたはしてくれるものとして当たり前に計算されていくようになります。
そうなったら損をするのは、あなただけになってくるんですね。
なぜかというと・・・
・仕事のできない人の分まで尻拭いで仕事をしなければならないのであなたの時間が失われる
・手伝ったところで残業代分くらいしか給与は出ない(もしくは給与にプラス要素がない場合も)
・頼めばやってくれる人になり、余分な仕事をまた頼まれる
・尻拭いをすることにより心に不満・ストレスを抱える
ということに陥りやすいからです。
「なぜ?尻拭いまでしているのに!」と思いませんか?
だからこそ、対処していく必要があるのです。あなた自身で・・。
【悲報】声をあげないと会社は決して動かない
残念なことを言いますが、
あなたが声をあげないと会社は決して動いてくれません。
声をあげても動くかどうかはわかりませんが、声をあげなかったら動かないことはほぼ決まっています。
上司も仕事のできない同僚もあなたが尻拭いをしていることに関して軽く考えており、あなたが不満をあることを言葉・声にしないと気づかないんです。
仮に気づいていてもあなたが何も言わない限り、触れようとはしてこないでしょう。
「何でも頼めばやってくれる頼りがいのある人」と言われれば聞こえはいいでしょうが、言い方を変えれば「使い勝手の良い便利な人」
になってしまっているかもしれません。
あなたが損をしないようにするため、不満があるなら上司なり会社に声をあげる必要があるんですね。
あなたの尻拭いの不満はどうすれば解消されるのか?
あなたが出来ない人の尻拭いをするにあたって、自分ではどう解消されると思いますか?
ここは読んでいるあなた次第で結構変わってきます。
例えば
・尻拭いをして頑張ってるのを認めてもらい出世させてもらうのが良いのか?
・尻拭い分で給与を上乗せしてほしいのか?
・ただただ手伝っていることが当たり前になり感謝がないから感謝の言葉がほしいのか?
・そもそもこの仕事に未練はなく、不満がこれ以上たまるなら辞めて新しい仕事を探そうと思っているのか?
と、他にもあるかもしれませんが、人によって解消や納得できる部分はそれぞれです。
ここでは「給与交渉」と「転職」について書いていきたいと思います。
解消法その1『給与交渉』
職場の人たちにも慣れているし仕事自体は気に入っているという場合で、でも仕事が出来ない人の尻拭いをし自分が余分な仕事をしなくてはならないことへの不満があるときにするべきは
給与交渉
です。
日本人ってお金の話なんて・・と遠慮しがちになりますが、何のために仕事をしているかというとお金のためですよね。
就職させてもらっていることに感謝はあるのかもしれませんが、友達ではないので結局は仕事・お金で繋がっている関係です。
あなたの仕事量が増えているのに給与は変わらないというのはおかしな話で、尻拭いにより仕事量が増えているならそのことを伝えて給与交渉はしていくべきです。
会社としては人件費をやっぱり抑えたいので、あなたが何も言ってこない限りはそうそう大きく上げようとは思ってません。
自分のしていることを主張し、やっていることが認められれ、あなたが会社にとって必要な存在とわかっていれば給与アップはありえる話です。
給与がアップとなれば尻拭いをすることにも意味が出てくるというか、またその分は働こうと思えますよね。
そのためにも給与交渉は勇気をもってぜひやってほしいです。
解消法その2『転職』
仕事ですから自分のしたいことばかりが出来るわけではないことはわかっていても、ストレス社会においてあまりに不満がたまる職場で働きつづけるというのも違いますよね?
尻拭いをさせられ続けることに不満がたまり、声をあげたけど何も変わらないこともありえます。
この会社に不満を言ったところで無駄だと思い諦めもあるかもしれません。
そんなときはその会社に縛られないで
転職
もあることを視野に入れてほしいです。
会社が変われば気持ちも変えることは出来ますし、何より1つの会社に縛られる時代ではありません。
長く同じ会社に勤めること、それはそれで素晴らしいことですが、あなたの不満ばかりがたまる場所で我慢をし続けて働き続けるというのはまた違います。
新たな仕事をするというのは怖さもあると思いますが、今まであなたがやってきたことはどこかの場面で必ず生きてくるので自信を持ってほしいですね。
簡単なことではないというのは重々承知していますが、「転職」というのもひとつの選択肢として視野に入れてみてくださいね。
仕事が出来ない人の尻拭いに不満 給与交渉か転職をしよう!「まとめ」
〇仕事の出来ない人の尻拭いをすることが当たり前になると損をするのはあなたのみ
〇尻拭いをすることに不満があるなら、何をもってすれば解消できるか考えよう
〇解消法として「給与交渉」と「転職」もある
ということでまとめさせてもらいました。
僕は自分が仕事ができるとは思っていませんし、凡人なんですが尻拭いをさせられることはよくありました。
それは出来ない同僚が、周りを巻き込んで余計な仕事を増やしていき、それに対して不満を抱えた別部署へのフォローなどはその出来ない同僚と同じチームである僕がする羽目になることがしばしばで
「なんで自分がしたわけでもないのにフォローしなきゃいけないんだ・・」
という不満は正直抱えていました。
余計な仕事が増えることも多かったですしね・・。
そんな不満を抱えた僕が出た行動は「給与交渉」でした。
僕の場合は不満と自分のやっていることをぶつけたことで、給与アップすることが出来たので気持ち的には多少なりとも改善することに繋がりました。
(まぁそれでも不満に思うときはまた不満に思うんですが・・)
あなたに取っての不満解消は給与交渉かはわかりませんが、最後までこの記事を見てくださったあなたが気持ち良く仕事ができる環境になることを祈っています。
この記事が何かの参考になれば幸いです。