どんな仕事をしたとしても複数の人が集まっている職場であれば押しが強い人っていうのは存在すると思います。
そんな押しが強い人を苦手に感じる人っていうのは結構います。
なんか強引そうな感じするもんね。
そうなんです。
押しの強い人というと、他人の意見に耳を貸さず自分の意見が絶対だと思いこみ、大きな態度を取り続けるような人。
そんな押しの強い人の横柄な態度を苦手に感じ、悩みを抱える人も多くいるかと思います。
結論からいうと、
押しの強い人への対処法として大切なのは
・毅然とした態度で接する
・相手を受け入れた上で自分の意見を伝える
これが大事になってきます。
以下から詳しく書いていきます。
押しの強い人は相手を見て、押してきている
押しが強い人は、「この場を仕切りたい、相手よりも優位でありたい」という欲求から大きな態度を取りがちになります。
一見強そうな人に見えますが、大きな態度を取って相手より優位に立てないと自分を見いだせない弱い人でもあります。
なので、
自分を否定してくるような人には攻撃的になったり、接するのをなるべく避けたがります。
そして、自分の優位性を満たしてくれるような相手をターゲットにしてきます。
つまり
自分が押しても大丈夫そうな人・自分より弱そうな人をターゲットにします。
本人は意識してないかもしれませんが、相手を見て自分が優位になりそうな人を探しています。
もしあなたが押しが強い人から狙われているとしたら、あなたはその人より間違いなく下に見られているでしょう。
そういう風に自分を優位に立たせてくれるか・くれないかでしか人と接することが出来ず、周りからは疎まれ、深い付き合いが出来ない悲しい人でもあります。
押しが強い人への対処法1「毅然とした態度を取る」
それで、冒頭でも書いたように押しが強い人への対処としてまず大事なのは
「毅然とした態度を取る」
ことです。
押しが強い人はあなたならなんでも聞いてくれそうな雰囲気やビクビクしていそうな気配を察知し、あなたをターゲットに接してきます。
何か理不尽なことを押し付けても聞いてくれるだろうと思っています。
そう思わせないためにも
毅然とした態度で、出来ないことは出来ないと伝える意思が大切です。
それが出来たら苦労しないんだよなぁ・・
と、思うかもしれませんね。
もちろん勇気が必要なことですし、簡単ではないかもしれません。
しかし、あなたが少しづつでも変わっていかないと押しが強い人はずっとその隙に付け入ってきますよ。
毅然とした態度でNOと伝えると書くと、何か真っ向勝負をしなきゃいけないと思っちゃうかもしれませんが、そんなことはありません。
何か強引に仕事を頼まれそうになったとして
無理!
では、確かに真っ向勝負になると思います。それは勇気がいるでしょう。
そうじゃなくて、やんわりと断るんですね。
「僕はやってもいいんですけど、別の上司に頼まれてる仕事を優先しなくちゃならないんです」
「今日は嫁(夫・子供・親)が体調悪くて、早く帰んなきゃいけないんですよね」
と少しオブラートに包むことで、相手の自尊心を傷つけることなく断るんです。
それがもしウソであったとしても、あなたを守るためであればついたっていいと割り切りましょう。
相手の強引さに付き合い続けると、あなたの方がおかしくなってしまいますよ。。
なので、もう一度言いますが
出来ないときは出来ないと毅然とした態度を取りましょう。
押しが強い人への対処法2「相手を受け入れた上で自分の意見を伝える」
押しが強い人は、とにかく相手より優位に立ち、自分を認めてもらいたいんですね。
なので、自分を否定してくる相手には攻撃的になります。
まず大事なのは相手を受け入れてあげることです。
押しが強い人が何か仕事に関して意見を言ってくるなら、とりあえずそれは一旦聞いて受け入れてあげましょう。
「なるほど、そうですね。そういう考えもいいかもしれませんね。」と。
受け入れてもらったことで、認められたと満たされ、こちらの意見を聞く余裕が出来てくるので、その状態を作ったうえで自分の意見を伝えるようにしてみましょう。
いわゆる「イエス・バット式」という会話テクニックになりますが、これは押しが強い人だけでなく日常的に使える手法なので、ぜひ覚えておくことをオススメします。
押しが強い人は特にプライドが高いので、いきなりこちらが否定や違う意見をいっても受け入れてくれません。
一旦、受け入れることによってプライドを傷つけずに、こちらの意見を聞き入れてくれるので、「イエス・バット式」はぜひ自分のものに出来ると良いと思います。
職場の押しが強い人が苦手 対処するための2つの方法「まとめ」
●押しの強い人は相手を見て、押してきている
●毅然とした態度で接する
●相手を受け入れた上で自分の意見を伝える
ということで、まとめさせてもらいました。
押しが強い人は、ほんとに自分のことしか見えていないので周りが迷惑するんですよね・・。
周りが迷惑していることには気づかない・気づけないのでたちが悪いのも事実だと思います。
そういう人を相手に疲弊してしまうのは、ほんとにもったいないです。
あなたに取って働きやすい環境になることを祈っています。
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。