仕事をして自分がある程度の経験を積むと

自分より後輩・部下など入って自分が仕事を教える立場

になりますよね。

今までは教わる立場でやっと少しづつ仕事を任せられてきた自分が、今度は後輩に教える立場になりまた新たな責任が出てきます。

で、

いざ教える立場になると

「あれ?どうやって教えてあげればいいんだろう?」

「先輩として後輩にどう接していけばいいんだろう?」

と、後輩の指導の仕方に意外と悩んでしまうこともありますよね?

この記事では、後輩の指導になぜ悩んでしまうのか、どう行なっていけばいいのかを掘り下げていきます。


後輩の指導の仕方を教えてもらっているわけではないので、悩むのは当たり前

これまでは上司や先輩とどういう風に付き合っていけば良いかを仕事を通して学んできたけど、はじめて後輩に教える・指導するというとき教えること・指導することの難しさに直面する人もいます。

僕自身も実際そうでした。

後輩が入社したときに、いざ教育係になってほしいと言われ、それまでの人生でが僕が先輩で後輩という僕より年下や経験が少ない人との接触があまり多いほうではなかったので、いざ教育係になってほしいと言われ、後輩の指導にあたったとき

「あれ?どう接すればいいんだ?」

「どういう風に教えてあげるのがわかりやすいんだ?」

と、考えてしまうことがあったんですよね。

・・・でも、そりゃそうなんです。

後輩の指導をするのが初めてなんですから。

後輩も初めてする仕事に緊張感はもちろんあるでしょう。

しかし

先輩だって初めて後輩を指導するときは緊張があるし、どう指導したらいいのか悩むということにも気づきました。

べあころべあころ

先輩なのに緊張なんかするんだね~

お恥ずかしい話ですが、僕は緊張しました・・(笑)

普通は先輩や上司との付き合いに悩んだりするものが多いですが

後輩付き合いに悩むということもあるんですね。

後輩との付き合いになぜ悩むのか?僕の体験談

部活などで後輩の指導や付き合いをしてきたりして学生時代に先輩というものを経験してきた人なら、もしかしたら後輩との付き合いとかは、自然に出来てしまうのかもしれません。

僕も運動の部活はやってきて、後輩と接してなかったわけではありませんが、振り返ると学生時代にガッツリ深くは後輩付き合いというものをしてきた人生ではありませんでした。

部活や仕事を通して、上司や先輩など基本的には年上の方々とのお付き合いの仕方は、自分ではうまいとは思いませんがそれなりに対応出来るように、自然に勉強させてもらっていったと思います。

ただ、いざ後輩の指導係という立場になった時、上記の通り「どういう風に接すればいいんだ?」とふと考えてしまい

自分がいかに年下の人たちと接してこなかったのかというのを痛感することになりました。

初めての後輩指導は、僕が就職したときに教えてくれた先輩を思い出しながら後輩にも教えていくことになるんですが、僕と先輩とは、性格も当然違うので同じように教えるというのもなかなか難しい場合もあります。

自分なりに指導の仕方を経験していく必要があり、後輩には申し訳ないんですが、初めて教える時はこっちも手探り状態になります。

「じゃあ色々経験してください!」で終わってしまっては、この記事を見てくれている後輩指導について悩んでいるあなたに申し訳ありませんので

僕が後輩を指導してきた経験の中で、後輩に教えることはそもそも何なのか?どうすれば自分を先輩として慕ってくれてすんなり指導が入るようになっていくのか?を以下から書いていきます。


後輩への指導で教えることとは何なのか?

先輩として後輩に教えなきゃいけないというのはなんでしょう?

べあころべあころ

そりゃもちろん仕事内容でしょ?

もちろんそうです。仕事内容は当たり前です。

後輩も仕事を出来るようになってもらって、会社の一員になってもらい後輩に任せられれば、自分も新たな仕事をしたり覚える余裕が出来るのでどういう風に仕事をするのか内容を教えるのは、もちろんです。

ただそれだけではなく、社会の常識を教えるというのも特に新入社員の先輩になった時には、教える役割があると思います。

・遅刻をしてはなぜいけないのか?

・名刺交換のやり方

・スーツをする仕事だったら靴下の色

・電話での応対の仕方

・FAXの出し方

・メールの出し方

数えればまだまだいっぱい社会的な常識があります。

社会常識というのは、社会人になり数年経てばそんなの当たり前というか感じですが学生を卒業したばっかりで経験がなければ知らないことも多いものです。

そういうことを教えてあげるのも社会の先輩の役割でもあるんですよね。

頭ごなしに「社会常識なのに、知らないのか!!」と叱るのは避けたいところです。

後輩の指導をスムーズにするための方法

後輩の指導をスムーズにする方法

○失敗談を語る

○後輩だけのせいにしない

○後輩に対して気を使いすぎない

失敗談を語る

自分も会社に入って間もないころは失敗が多かったことかと思います。

僕もそうです。名刺を自分のズボンのポケットから出して交換したときはそりゃあ失礼なことなんだぞと指導を受けました。

内側の胸ポケットから出さなきゃいけないなんてことは、はじめて知ってそういうものなのかと知り、失敗を経験しました。

そういう失敗談ってその時は恥ずかしいですが、失敗談は自分のネタとして持っておくと後で笑い話として生かすことができるんですね。

逆の立場から考えるとわかりますが、失敗談を聞くと一気にその人が近くなった気がするものです。

自分の失敗談や恥な部分を語るのは、後輩も親しみをもってくれますよ。

後輩だけのせいにしない

教育係をしている最中に、何か後輩がミスをしたとして上司に「それは後輩がやったミスなんで、あいつが悪いんですよね」と言ってしまうのはあまりに小さいですし、慕われる人にはなれないですよね。

「僕の指導が行き届いていなく、僕の責任でもあります。」

カバーすることで、少しは慕ってくれる要素もありますし、次指導するときにスムーズに聞いてくれるようになります。

後輩に対して気を使いすぎない

例えば、後輩が何か疲れてる顔しているな、何か悩んでいるのかなと感じた時食事に誘って話を聞いてあげるとかが、よくある流れだと思いますが

昨今のパワハラの流れや、食事に誘うのは今の若者は好きじゃないっていうし誘うのはよくないかな、やめといたほうがいいかなって考えてしまうのは、気の使い過ぎで

気を使いすぎず、気軽に誘うというのも大事です。

後輩に気を使っていると後輩もそれを感じて余計気を使わせてしまうし線引きは難しいところもありますが、あまり気を使いすぎるのも良くないです。

仕事のときと仕事を離れたところで付き合いもメリハリをつけることが大切ですよ。


仕事で後輩の指導するときどうすればいい?スムーズに指導する方法「まとめ」

後輩の指導について

○後輩の指導は初めてなら悩むのは当たり前

○後輩の指導で教えることは、仕事そのものだけではなく社会の常識も教える必要がある

後輩の指導をスムーズにする方法

○失敗談を語る

○後輩だけのせいにしない

○後輩に対して気を使いすぎない

ということでまとめさせてもらいました。

後輩だからといって、下なわけではありません。先輩も敬意をもって接することが必要です。

敬意さえ持っていれば、そんなに外れた後輩付き合いにはならないはずですよ。

この記事が何かのお役に立てれば幸いです。